コロナ後遺症を発症した方の6割以上が半年しても完治していない!?
未だ、数多くの新規感染者数を計上している新型コロナウイルスですが、この新型コロナウイルスに感染すると発症する感染症には後遺症があります。
後遺症が発症するのは10%程度と低くない割合であり、また後遺症の重症度によっては、働くこともできないほどの症状となり職を辞めざるを得ないなんて言うことにも繋がります。
更に今回、こうした後遺症が発症した場合、65%もの方が半年以上も症状を抱えていることが明らかになっています。
こちらのページでは、そんな後遺症の脅威ついて紹介していきます。
岡山大学病院のデータが元に
今回、新型コロナウイルス感染症の後遺症が半年以上経過しても完治していない方が65%もいるというデータの元となっているのが「岡山大学病院」の持っているデータが元となっています。
岡山大学病院では「アフターコロナ外来」という名称で新型コロナウイルス感染症の後遺症に対する診療を行っており、その診療データが元となっているのです。
これまで、このアフターコロナ外来で診療を受けた370例の内、約65%が半年経過しても通院、診療を受け続けており、後遺症が完治していないようです。
また、上記のデータ以外にも、従来型の新型コロナの感染症は6割近くが完治してるようですが、デルタ株は未だ多くの方が後遺症の治療を継続しており、オミクロン株に至っては後遺症が完治している方はごく少数となっているようです。
コロナの後遺症が発症する割合自体が10%以上ということもあり、コロナに感染してしまうと完治した後も、コロナの脅威に悩まされることになるケースは珍しくないのです。
的確な予防と早期治療を
新型コロナウイルス感染症の後遺症は、発症してしまう可能性自体は10%ほどとなっていますが、決して低い数字ではないため、まずは感染しないよう今まで通り
- マスクの着用
- 手指消毒
- 手洗い
- 三密の回避
と上記のような基本的な対策を適切に行うようにしましょう。
予防対策一緒に揃えておきたい検査キット
新型コロナウイルス感染症の検査は現在、自宅でも簡単に検査キットを用いて行うことが可能となっています。
検査キットは、国内承認された検査キットを通販などで購入する方法の他、個人輸入でも検査キットを取り扱っている場合があります。

コロナ検査キット
抗原の有無を検査することで新型コロナウイルスへの感染を確認できる検査キットです。約15分で結果を知ることができます。
新型コロナウイルス感染症に感染してしまうと、重症化による死のリスクを免れたとしても、その後に待っているのが後遺症のリスクです。
後遺症は半年以上も治療を継続しても改善しない可能性があるだけでなく、後遺症の重症度によっては仕事もできないほどの状態になってしまいます。
そのため、まずは感染しないように適切に予防対策を行いながら、万が一感染したとしても重症化してしまうのを避けるために治療薬を用いて適切に治療を行うようにしましょう。