自然免疫の方がワクチンより効果がある!?SNSで話題の情報はホント!?

CDCの見解にはなし新型コロナウイルス感染症に関する話題がSNSを賑わせています。
その話題というのが「CDCがワクチンより自然免疫の方が効果があると認めた。」というもの。
SNSでまことしやかに呟かれる、こちらの情報は本当なのでしょうか?こちらのページでは、この情報の真偽について紹介していきます。

話題がでたSNSはtwitter

まず、今回話題となっている情報の発信元とされてるのがこちら。

twitterスクショ

CDCというのは国内では「アメリカ疾病予防管理センター」と呼ばれる感染症対策の総合研究所です。
そこが、ワクチンよりも自然免疫の方が効果が高いと言っているのであれば、非常に大きな話題です。

ですが、この情報よくよく見てみると、元となっている情報はCDCのものではなく「Natural News」と呼ばれるアメリカの自然健康擁護団体が発している情報サイトです。こちらは、さまざまなフェイクニュースを拡散するメディアとしてさまざまな研究科や科学者からも批判を受けており、実際にgoogleからニュースが削除されたり、Facebook上からも完全に削除されていたりします。

情報の元となったであろう該当の記事はこちら。

しかし、こちらの記事を見てみてもCDCが自然免疫の方がワクチンよりも効果が高いと認めたという情報の元は明示されておらず、規制が緩和していっている現状を見て、CDCが自然免疫の方が効果が高いと認めたというように恣意的に解釈しているように見えます。

そんな情報が元となっているのに、SNSではこの情報が広く拡散され話題になったのです。

CDCの実際の見解は?

CDCには、コロナウイルスに関してまことしやかに囁かれる噂に対する見解のページがあります。
上記のページではQandA方式で、さまざまな噂に関する情報が掲載されており、

MYTH: The natural immunity I get from being sick with COVID-19 is better than the immunity I get from COVID-19 vaccination.

(神話: COVID-19 に感染して得られる自然免疫は、COVID-19 のワクチン接種で得られる免疫よりも優れています。)

というタイトルで、ワクチン接種と自然免疫についての見解が掲載されています。

こちらの質問に対しCDCの返答はこうなっています。

FACT: COVID-19 vaccines do not create or cause variants of the virus that causes COVID-19. Instead, COVID-19 vaccines can help prevent new variants from emerging.

(事実: COVID-19 ワクチンは、COVID-19 を引き起こすウイルスの変異体を作成したり、引き起こしたりしません。代わりに、COVID-19 ワクチンは、新しい亜種の出現を防ぐのに役立ちます。)

このように、CDCの見解としては自然免疫がワクチン接種の効果に勝るということは一切行っておらず、また、認めてもいないのです。

SNSで話題となった自然免疫の方が効果が高いは「デマ」

CDCでは一切自然免疫がワクチン接種より効果が高いということを認めていません。
このことから、話題の元となった
「CDCがワクチンよりも自然免疫の方が効果があることを認めました。ワクチン懐疑派がずっと主張していた事が正しかったのです。CDCの初期ガイドラインを信じてワクチンを接種した人達は今どんな気持ちですか?」
というこちらの呟きは、完全なデマであるというのがわかります。

SNSの普及によって、さまざまな情報があふれる現代だからこそ、こうした嘘の情報に騙されないよう、適切に自身でも情報元を調べてみるなどしてみると良いかと思います。
そうすることで、妄信的に嘘の情報に踊らされることもなくなりますし、嘘の情報が元となってコロナに感染、重症化してしまうなんていうような最悪のケースを避けることができるかと思います。